今日、私たちはヨガと言えば独特のポーズを連想するが、ポーズ練習を中心に据えたそのスタイルは、なんとインド古来のものではなく、19世紀末から20世紀初頭にかけての近代化に際して、欧米の体育、ボディビル、女子体操などの要素を取り入れながら、インド国民のための体育の技法として創られたものだった! ヨガ実践者が読んでおくべき最も洗練されたヨガの教養書のひとつであり、近現代の歴史書としてもすこぶる興味深い一冊。
謝 辞
はじめに
第1章 略史:ヒンドゥーの伝統におけるヨガ
第2章 ファキール、ヨギン、ヨーロッパ人
第3章 ヨガの大衆的イメージ
第4章 インドと国際的身体文化
第5章 近代インドの身体文化:その停滞と実験
第6章 身体文化としてのヨガ I:強さと気力
第7章 身体文化としてのヨガ II:ハーモニアル体操と奥義ダンス
第8章 メディアとメッセージ:ビジュアルイメージとアサナ再興
第9章 T・クリシュナマチャルヤとマイソールのアサナ再興
注
文 献
索 引
訳者のことば
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