個性ある社会や文化をもつ地域社会の形成には、河川舟運が大きく関与していたのではないかーー江戸期に発達した河川舟運によるヒト・モノ・カネ・文化の交流史に着目し、多様な「流域生活圏」の形成過程を通してこの問題を解明しようとする野心的な試み。
プロローグ
本書の構成とねらい
第一部 河川舟運の歴史と基本問題
第一章 舟運研究の背景と意義
第二章 日本における河川舟運前史
第三章 舟運の基本構造
第四章 舟運と「塩の道」
第二部 河川別舟運の実態と流域生活圏
第五章 北上川の舟運と流域生活圏の形成
第六章 最上川の舟運と流域生活圏の形成
第七章 利根川水系ーー関東広域生活圏を支えた川
第八章 越後から上州へ渡った飯盛女と八木節
第九章 天竜川の舟運と「南信三遠」文化圏の形成
第一〇章 中国地方東部の舟運
エピローグ
あとがき
フィールド調査記録
参照文献一覧
索 引
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