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「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだ」。親の決めた許婚(いいなずけ)と結婚した園子は、ある日突然、恋を知った。相手は、夫の上司。そして……。平凡な若妻が男性遍歴を重ね完璧な娼婦になっていく姿を描き、発表当初「子宮作家」のレッテルを貼られ文壇的沈黙を余儀なくされた表題作他、瀬戸内晴美時代の幻の傑作5編を収録。 「繊細で、清らかな、言葉。」川上弘美 こんなに淫らで、こんなにも無垢な女がいただろうか? 晴美時代の記念碑的作品 「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだ」。親の決めた許婚(いいなずけ)と結婚した園子は、ある日突然、恋を知った。相手は、夫の上司。そして……。発表当時、著者に「子宮作家」のレッテルが貼られ、以後、長く文壇的沈黙を余儀なくされた表題作ほか、瀬戸内晴美時代の幻の傑作5編を収録。<解説・川上弘美>
レビュー(56件)
寂聴さんが亡くなり、TVでお勧めされていたので、購入してこれから読みたいと思います。
ゆっくり読みます📕 読みたかったので 楽しみです
買った事を忘れてしまいそうでした。 今日、届きました。 ありがとうございました。
私には難しい本でした。でも寂聴さんの書かれている言葉がとても綺麗な言葉で素晴らしいと思います。
ようやくゲット出来ました!
昨年来、中古品を探していたのですが・・・・ やはり、新品にして良かったです。丁寧にページをめくりながら読んでいます。