世界の金融に関わる全ての人々に衝撃を与えたニクソン大統領の決断はアメリカが世界の通貨システムを維持する余裕がない事を示した。
1971年8月13日から15日の週末、キャンプ・デービッドで行われた秘密会議で、ニクソン大統領と上級顧問はドルと金の結びつきを断つことを決定した。これは、金本位制の決定的な終焉であると同時に新しい通貨秩序の始まりでもあった。著者はこの素晴らしい本の中で、何が起こったのかを詳細に説明し、今日の教訓を示している。
【原著】Jeffrey E. Garten, Three Days at Camp David: How a Secret Meeting in 1971 Transformed the Global Economy (HarperCollins, 2021)
訳者まえがき
凡例
序章
1 幕開け
第1章 リチャード・ニクソン大統領就任
第2章 経済危機
第3章 ドル取り付けへの懸念
2 配役
第4章 リチャード・M・ニクソン
第5章 ジョン・B・コナリー・ジュニア
第6章 ポール・A・ボルカー・ジュニア
第7章 アーサー・F・バーンズ
第8章 ジョージ・P・シュルツ
第9章 ピーター・G・ピーターソン
第10章 そのほかのプレーヤーたちーーポール・W・マクラッケンとヘンリー・A・キッシンジャー
3 その週末
第11章 門前のオオカミ
第12章 8月13日 金曜日
第13章 8月14日 土曜日
第14章 8月15日 日曜日
4 終幕
第15章 波紋
第16章 新通貨体制の模索
第17章 スミソニアン合意からジャマイカ合意へ
第18章 キャンプ・デービッドの3日間を振り返って
解題 『ブレトンウッズ体制の終焉:キャンプ・デービッドの3日間』--政策形成プロセスのドラマ[浅沼信爾]
著者のノート
謝辞
主要人物および役職
文献
原注
索引
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