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日本に古事記から生まれた八百万の神様がいるように、世界にも神話の世界から生まれた神々が多数存在する。▼ギリシァ神話には華麗なるオリュンポスの12神とその血族たちが、ケルト神話にはヴァイキングたちに信仰された勇猛な神々たちが、クトゥルー神話には怪奇小説家ラヴクラフトの生み出した暗黒の邪神が、それぞれ独自の世界観を持ちながら世界中の人々に親しまれている。▼本書はギリシァ・北欧・クトゥルーに加え、ケルト・インド・メソポタミア・エジプト神話に登場する109の神々の横顔を紹介したものである。▼好色家であるにもかかわらず恐妻家だった最高神ゼウスや、神々の仲間ながら最終的に神々と対立したロキ、創造神の地位をブラフマーから奪い取った多重人格神シヴァなど、どのような神々がいて、どのような活躍をしたかが手軽にわかるようになっている。現代的で斬新なイラストも満載の、世界神話の手引書になる一冊。▼文庫書き下ろし。 [Part1 ギリシャ神話]華麗なるオリュンポスの神々 その血族の繁栄を綴った年代記 [Part2 北欧神話]酷寒の地に吹き荒れる戦鬼たちのサーガ [Part3 ケルト神話]ドルイド僧秘伝の、今なお謎に包まれたままのケルト神話 [Part4 インド神話]悠久のガンジスに見守られる終わりなき神々の祝祭 [Part5 メソポタミア神話]石板に刻まれた楔型文字が失われた文明の片鱗を語る [Part6 エジプト神話]砂漠の中の恵みの大地ナイルが生んだエジプトの神々 [Part7 クトゥルー神話]暗黒の宇宙史として広がるクトゥルー神話の邪神たち
レビュー(72件)
広く浅く神話の世界を楽しむことができます。イラスト目当てで買った部分もありますが、挿絵ありの神様と、なしの神様の割合は、半々くらいかな。FF13ファンの娘は、オーディンやシヴァ、ギルガメッシュの名前に、大喜びしていました。
聞いたことのある名前がたくさんのっていてよかったです。それぞれの神話に分かれていて解りやすいです。
宗教
宗教ってむずかしいので、物語風に短く要点だけまとめてもらっていて、読みやすい。
とても良い商品だと思います。とてもオススメです。
コンビニで売られているような、とりあえず一通りの知識をパッケージしましたという感じの内容です。 とりあえずどんなものかな? と思われたら、買っても悪くはないかもしれません。