- 232
- 4.26
検事を辞して弁護士に転身した佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。ホテルの密室で男女の痴情のもつれが引き起こした刺殺事件。現場の状況証拠などから被告人は有罪が濃厚とされていた。それにもかかわらず、佐方は弁護を引き受けた。「面白くなりそう」だから。佐方は法廷で若手敏腕検事・真生と対峙しながら事件の裏に隠された真相を手繰り寄せていく。やがて7年前に起きたある交通事故との関連が明らかになり……。 解説:今野敏
検事を辞して弁護士に転身した佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。ホテルの密室で男女の痴情のもつれが引き起こした刺殺事件。現場の状況証拠などから被告人は有罪が濃厚とされていた。それにもかかわらず、佐方は弁護を引き受けた。「面白くなりそう」だから。佐方は法廷で若手敏腕検事・真生と対峙しながら事件の裏に隠された真相を手繰り寄せていく。やがて7年前に起きたある交通事故との関連が明らかになり……。 解説:今野敏
レビュー(232件)
面白かったです。シリーズの続きを読みたいのですが再販していませんので残念に思っています。映画にもなっているし、そこまで昔の本でもないので購入できるようにして欲しいです。
「検事の本懐」の次に読みました。ごく普通に、幸せな日常を送っていたのに、こんなに変わってしまうんだと、読み進めれば進めるほど、悲しくて、空しい気持ちになりました。反面、裁判シーンではハラハラドキドキさせられ、どうなるんだろうという気持ちで一杯になりました。最後は怒涛の驚きの連続で、一気に読み切ってしまいました。話の運び方が秀逸で、本当に読み応えがありました。今後も、佐方貞人シリーズを読むのが楽しみです。
傑作
本当に良い作品だった。柚月裕子の作品を初めて読みましたが、ファンになりました。読んでいてグイグイ惹きつけられ一気読みでした。
はじめての作家さんですが、入りやすくて、先が楽しみです。
柚木裕子さんの本が本屋さんを回っても、いつもないのですごく満足しています。 すぐにとどけていただいたので、すぐに読ましてもらいました。 ありがとうございました。