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「カサンドラ症候群」とは、カサンドラ症候群とは、ある種の障害や特性により心が通わない夫(または妻)をもったパートナーに生じる心身の不調。 現在、明確な診断基準は定められていないが、発達障害の急増とともにカサンドラ症候群の症状を訴える人も増えている。 本書では、カサンドラ症候群の概要や症状、対処法について紹介する。 【構成案】 はじめに ふさぎ込み、イライラして夫を責め続ける妻。もしかしたらーー 1章 カサンドラ症候群とは何か 2章 原因はアスペルガーだけではない 3章 カサンドラ症候群の正体 4章 カサンドラ症候群とセックスの悩み 5章 親子関係の問題がからみやすい 6章 夫にできること --カサンドラの悲劇を防ぐために 7章 妻にできること --優しい夫に変えるために 8章 関係を修復するアプローチ 付録 カサンドラ症候群 チェックリスト
レビュー(21件)
ずっとつらい感情に悩んでいる方にお勧め
共感できないタイプの人間が存在することに気づき、私が怒りや悲しみなどのつらい感情に、長期間悩んでいるのは、家族や、医師、看護師、心理カウンセラーなどに話を聴いてもらっていないから、と気づき、ネットで調べていたところ、カサンドラ症候群というワードがやたら気になり、調べたら、当てはまるかも、もっと詳しく知りたいと思い、この本を購入しました。 つらい出来事に遭遇し、家族や友人などの身近な人や医療従事者などの専門職に、きちんと話を聴いてもらえていない(「聞きたくない!」「うるさい!」などと拒否される、「なんでそんなこと言うの?」と話の矛先を変えられそうになり、取り合ってもらえない、「大したことではない」などと軽視される、など)方は、カサンドラ症候群を調べてみても良いかもしれない、と思いました。
資格試験を受けて、興味を持った分野で勉強になりました。きっとこういう思いしてる人たちが多いのではないかと思います。何も知らずに聞くのと知って聞くのとは大違いだと思いました。勉強になること、今後参考になることたくさんありました。理解を深めたい人にはおすすめです。
最近アスペルガーとカサンドラの関係について興味があり読みました。とても判りやすかったです。
長年の不調が、お互いの愛着スタイルのせいだったのかと、目からウロコでした。図書館で借りて読みましたが、家族にも読んでもらいたいと思い購入しました。解決策は、最初に自分が変わることかと思い悲しくなりました。自覚してなくても、心に傷がある人がほとんどだと思います。 関係を続けたいなら、二人が、自分に向き合える時間を 無理のないように焦らず 取れたら良いのかなと思いました。
参考になりました!
岡田尊司先生の本は、5冊目ですが、 わかりやすい、読みやすいです! 悩んでる人読んでみて下さい!