中世以来、中国から流入して日本独自に発展した禅宗はお茶生花から生活文化あらゆる領域で、日本文化の基底をなしている。欧米にも心酔者の多い禅の精神、哲学を達磨、道元から良寛、芭蕉まで、先哲の残した100の言葉から探る。
一行三昧 慧能 いつでも真っ直ぐな心で臨みなさい
無事是れ貴 臨済 人己が本来の自己であることが最も貴いのだ。
「喝!」 臨済 「もたもたするな、身体で考えよ」
日日是れ好日 碧巌録 毎日が吉日だ
死中に活を得る 園悟 活かすも殺すも自由自在
身心脱落 道元 自己を脱ぎ捨て自他の区切りをなくせ
有漏路より無漏路にかへる一休雨降らば降れ風ふかばふけ
一休 人生とは無から生まれて無に帰るあいだの一休みなのだ
松のことは松に習へ竹のことは竹に習へ
芭蕉 私意を捨ててそのものに触れよ……
など100の言葉
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