読めば心が躍り出す。ほっこり&胸キュン全十篇の物語!宝塚オタク、宝塚OGが読んでも沼る!どこから読んでも面白い!もはや『沼の種』!有川先生、あなたは天才ですか?!--紅ゆずる(女優/元宝塚歌劇団星組トップスター)第一話 SNSの猫 SNSで目にした保護猫に心を鷲づかみにされた主人公。ある日、事件が起きて……。第二話 レンゲ赤いか黄色いか、丸は誰ぞや 祖母を亡くした妻、父を亡くした旦那。二人の会話から見えてきたのは……?第三話 胡瓜と白菜、柚子を一添え静岡生まれの旦那の実家にて、高知生まれの妻は何を思う?第四話 我らを救い給いしもの中学の社会の時間にクラスメイトが発したある意見に、主人公は痺れた。第五話 ぷっくりおてて小学生の夏休みに祖父の家に預けられた主人公の、ほのぼのハッピーな成長譚。第六話 Mr.ブルーある家電メーカーで出世街道驀進中の研究所長には、意外な秘密があった。第七話 百万本の赤い薔薇ある夫婦の、40年にわたる結婚記念日の物語。第八話 清く正しく美しくエステサロンに勤める主人公。強欲な店長の元で働くことに悩んでいて……。第九話 ゴールデンパイナップル 祇園祭によさこい祭。祭の復活は、やっぱり嬉しいもので。第十話 恥ずかしくて見れないある家電メーカーで働く主人公は、3歳年上の先輩のことが気になっていた。
レビュー(165件)
有川さん色は全開なんだけど…
まず、「読者から話の種を…」というコンセプトなのに、“身内”からの種が10話中3話。ここでもう萎える。編集者だって立派な読者でしょうけど、有川さんの琴線に触れる種がたまたまそれだったのでしょうけど、でも!そこで身内が出てきちゃうのはなんだかなぁ~という感じです。 あと、帯にも宝塚前面に出して書いてありますが、まさに宝塚一色。取材もままならないこのご時世に、自分のフィールドに持ち込むのが一番なのかもしれません。それが有川作品の面白さでもあると思います。でも、読者の種という企画と、宝塚推しは分けても良かったんじゃないかと思う一作。 それから、他の方のレビューにもありましたが、キャラクターに名前をつけないというこだわりで書いたという事で、二人称と一人称の混在があって、誰が誰の事を言っているのか分かりづらい所が多々あります。誰目線で読み進めたらいいのか、読み手の気持ちもウロウロしてしまいます。 久しぶりの有川作品でしたが、冷めた気持ちでさらりと読んだ作品となりました。
楽しみにしていました。物語ができるまでの企画も素敵だなぁと…ゆっくり読みたいと思います