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私たちは、本当にマンションを終の棲家にできるのか? 具体的な事例からマンションに潜む落とし穴と、その解決への処方箋を示す。 2030年、分譲マンション約780万戸とうち、築30年以上が過半数を超える。 現在、安全・安心・快適なマンションへの永住指向が強まる一方、自らの老いとマンション老朽化、いわゆる「二つの老い」がリンクするというかつてない時代を迎えている。 大規模修繕、滞納金問題、空き駐車場問題、ペット問題、フルリノベーション、買い換え、負動産化、ローンのやりくり、リバースモーゲージ、タワーマンションのメリットとデメリット。さまざまな事例をもとに安心できるためのヒントを探る。 事例1:一人暮らしになって分譲マンションから賃貸へ 事例2:夫婦二人になり、駅近マンションに買い替え 事例3:あわや負動産。バリアフリーマンションへの引っ越し 事例4:買い替えよりもフルリノベーションを選択 事例5:終の棲家として買ったはずの住居で思わぬトラブル 事例6:空き駐車場問題に理事長として奮闘 事例7:戸建てを売りタワマンを購入したものの・・・ 事例8:大規模修繕のお金がない?!
レビュー(11件)
役にたってます。
いろいろと役立つことが書いてあり、参考になりました。
色々考えて、老後に活かしていきたいと思います。
スラスラ読めるのに情報満載の一冊
当方、分譲マンション住まい。まもなく定年。 終いの棲家を検討中です。 大規模修繕、滞納金問題、空き駐車場問題、ペット問題、フルリノベーション、買い替え、負動産化、賃貸に引越し、ローンのやりくり、リバースモーゲージ、タワーマンションのメリットとデメリットなどなど、スラスラ読めるわりに情報満載だった。 新書とはいえ情報満載の実用書に近いかもしれない。 わかりやすくとても勉強になった。
事例が豊富で解説がわかりやすい!
職場の読書好きの知人から、 「これ話題の新書で読みやすくて面白いよ」と聞いたので手に取りました。 確かに…!まるでマンションを題材にした短編小説のように面白おかしく読むことができました。 しかも、解説もわかりやすくて、とても勉強になった。価格もお手頃でこれは話題になるなと納得の1冊でした。
マンション住民は「年齢問わず」読むべき
日経新聞で広告を見かけ、仕事帰りに近くの書店で購入しようとしたが、売り切れだったので、オンラインで購入した。書店員さんいわく老若男女問わずかなり売れているという。 読み始めると、「はじめに」からとても惹き込まれ、あっという間に最後まで完読した。 なのに不思議と知識が頭に残ったし、「マンションに住むということは、こんなゴールもあるのか」と考えさせられた。 マンション住まいの方は一読する価値がある1冊だと思う。ぜひ読むことをおすすめしたい。