著者の読みの深さ考え方に賛成です。従来の明治六年政変を書いた本では征韓論を表面的に扱いとても納得できるものはなかったが、この本ではやっと疑問が氷解するものの考え方に出会えました。,明治六年の政変は、征韓論をめぐって強硬派と反対派の対立で起きたとされています。この書籍では、それ以前に起きた長州出身者のスキャンダルに触れ、征韓論の枠を超えたスケールの大きなクーデーターとして捉えています。,明治政府首脳を二分する明治六年政変。 原因が征韓論争にあるといわれているが、 丹念な論証により、そうでないことがわかります。
レビュー(13件)
疑問が氷解、納得できる
著者の読みの深さ考え方に賛成です。従来の明治六年政変を書いた本では征韓論を表面的に扱いとても納得できるものはなかったが、この本ではやっと疑問が氷解するものの考え方に出会えました。
歴史の教科書では
明治六年の政変は、征韓論をめぐって強硬派と反対派の対立で起きたとされています。この書籍では、それ以前に起きた長州出身者のスキャンダルに触れ、征韓論の枠を超えたスケールの大きなクーデーターとして捉えています。
いわゆる征韓論争の真実
明治政府首脳を二分する明治六年政変。 原因が征韓論争にあるといわれているが、 丹念な論証により、そうでないことがわかります。