農耕を始める前から、人類はさまざまなものを自分たちで発酵させてきた。
時代と空間を超えて、脈々と受け継がれる発酵食。
100種近い世界各地の発酵食と作り方を紹介しながら、
その奥深さと味わいを楽しむ。
発酵食ブームの火付け役となった、
全米ロングセラーの発酵食バイブル。
自分で醸して、あなたも発酵生活を始めよう。
序章 発酵と文化のルーツをたどる旅へ
発酵フェチができるまで
第1章 発酵微生物との共存
発酵食品の健康効果
第2章 人類と発酵の歴史 その1
発酵と文化と科学の関わり
第3章 人類と発酵の歴史 その2
標準化、画一化、そして大量生産
第4章 発酵微生物を操ってみる
自分でやってみるための手引き
第5章 野菜の発酵
第6章 豆の発酵
第7章 乳製品の発酵とビーガン向け応用編
第8章 穀物の発酵 その1
パンとパンケーキ
第9章 穀物の発酵 その2
ポリッジと飲み物
第10章 非穀物系アルコール発酵
ワイン、ミード、シードル
第11章 穀物系アルコール発酵
ビール
第12章 アルコール発酵の変化形
酢
第13章 発酵と命の輪廻
たゆまぬ変化の力
謝辞
訳者あとがき
レビュー(4件)
ピカイチです
まだ半分弱しか読んでないが、面白くて引き込まれている。 類似タイトルによくある、レシピの羅列ではなく、 レシピはあるが、作者の語らいの中で紹介される感じである。 自分は、この作者の、醗酵どんだけ好きなんだ的な語り口に感化されつつある(笑) しかも、海外の筆者なので、日本で塩分ぎらいに会ったことがなくひとり寂しくソルトフリーの世界に生きる自分が、初めて目にした塩を遣わない漬物レシピまであって、 本を読んでるだけなのに、友達に出会った気分だ。 ひとつ気になったのは、 この作者はアメリカ人なので、 1カップは、240ccなはずであるが、 訳者が、日本式に200ccで換算していることである。 「はじめに」「目次」とともに、「あとがき」やら「奥付」もみてしまうタチなのだが、 案の定、訳者あとがきで、「分量どおりだと醗酵しなかったが、水を足したら醗酵が始まった」とか言っていらした。 これからこれを買う人は、換算しなおしながらご利用になると良さそうである。 そして、読めば「失敗してもいいから作ってみたく」なること請け合いな、 作者の「ゆるいけど熱い」語りかけるような文体が、 自分には心地よい。 訳者さんの力量もあるのだろうが、原文も読んでみたいと思った。 レシピだけを拾いたい人にも、 普通のレシピ本で、「ここはどうなのかな」と考えてしまうような部分に役立つかも。 作者の体験談などで、自然と「加減の仕方」が想像ついてくるように書かれているので、 レシピを見るついでに斜めに読んでおくといいかもしれない。 それでも、この本が好みじゃなかった人も、大丈夫(たぶん)。 ハードカバーで、なかなか良い装丁なので、 人様に差し上げるという選択肢がある。 きっと自分のようにハマル人が回りにいるだろうから、 そんな人を見極めてこの本を譲れば、 あなたの評価もきっと上がる(たぶん)!