中国・元代に流行した元雑劇の台本100編を収録した『元曲選』から10編を翻訳する『中国古典名劇選』第3弾。収録作品は、書生の一目惚れの顛末「金銭記」、戦国時代の縦横家、蘇秦が名を成すまでの紆余曲折を描く「凍蘇秦」、開封府尹、包拯の名裁き「生金閣」、女真族の大元帥とその親族の人間模様を描く異色の世話物「虎頭牌」など。
一、李太白(りたいはく)、匹配(なこうど)となる金銭(きんせん)の記(はなし)
二、銭大尹(せんたいいん)、智(ち)をもって謝天香(しゃてんこう)を寵(いつく)しむ
◆コラム1 -- 元雑劇の名脇役〜「店小二」と「張千」〜
三、凍(こご)える蘇秦(そしん)、錦(にしき)を衣(き)て郷(さと)に還(かえ)る
四、龐涓(ほうけん)、夜(よる)に走(にげ)る馬陵道(ばりょうどう)
◆コラム2 -- メディアミックスと「馬陵道」
五、劉晨(りゅうしん)と阮肇(げんちょう)、誤(はか)らずも桃源(とうげん)に入(はい)る
六、張天師(ちょうてんし)、風花雪月(ふうかせつげつ)を断(さば)く
◆コラム3 -- 伝統的な春の節句「清明節」
七、女(つま)の楊氏(ようし)、狗(いぬ)を殺(ころ)して夫(おっと)を勧(さと)す
八、包待制(ほうたいせい)、智(ち)をもって生金閣(せいきんかく)を賺(とりもど)す
◆コラム4 -- 庶民のヒーロー、名裁判官「包公」(その一)
九、楚昭王(そしょうおう)、疎(うと)き者(もの)より船(ふね)を下(お)ろす
十、便宜行事(きりすてごめん)の虎頭牌(ことうはい)
◆コラム5 -- 庶民のヒーロー、名裁判官「包公」(その二)
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