電車内で女子高生に痴漢を働いたとして会社員の武本が現行犯逮捕された。武本は容疑を否認し、金を払えば示談にすると少女から脅されたと主張。さらに武本は県内有数の資産家一族の婿だった。担当を任された検事・佐方貞人に対し、上司や国会議員から不起訴にするよう圧力がかかるが、佐方は覚悟を決めて起訴に踏み切る。権力に挑む佐方に勝算はあるのか(「死命を賭ける」)。正義感あふれる男の執念を描いた、傑作ミステリー。
第一話 心を掬う
第二話 業をおろす
第三話 死命を賭ける 「死命」刑事部編
第四話 死命を決する 「死命」公判部編
解説 恩田陸
レビュー(127件)
どんな事件でも、真摯に向き合う佐方さんを尊敬します。短編なのに、とても読み応えがある内容なので、読むことが楽しみになります。個人的には、印象に残る言葉が多いシリーズだなと思っています。次回作が楽しみです♪
柚木裕子さんの本はいつも素晴らしい。 坂田貞人シリーズは特にたのしみに読んでいます。
この作家を勧めてくれた友人が、まずはこのシリーズかなと 選んでくれた佐方シリーズ。すっかりハマってしまいました。 読みやすく面白い。いっきに読めますし、読んだ後、 正義が守られる安心感になんだかほっとした気分になります。 いつも佐方に間違えがないシリーズになってしまうと 飽きるかもしれないですが、紆余曲折を含みつつ でも佐方が突き抜く正義のシリーズが続くと良いなと思います。
検事時代の佐方シリーズです。 この作品も非常に興味深く読みました。
良くある話だよなーと読んでいたら?
都会では良くある話だよなーーーと読んでいたら、あっというまに柚木さんの世界にはまってしまいました。