1%の富裕層に仕える経済学ではなく、99%の生活者のための経済学を。世界の潮流はすでに投機的経済の規制、再分配の強化へと舵を切っている。アベノミクスのもたらした矛盾や中国経済の動向など最新のデータを補足した第2版。
第2版への序文
はじめにーー1%のための経済学から99%のための経済学へ
1章 経済学って,なに?
2章 なんのために働くのか?
3章 グローバル化は何を変えたのか?
4章 好況と不況はなぜ生まれるのか?
5章 日本の経済成長とはなんだったのか?
6章 経済大国日本で,なぜ貧困と格差が拡大するのか?
7章 「金融」は世の中を豊かにしたのか?
8章 日本の財政は破綻するのか?
9章 アメリカと日本の経済は一体なのか?
10章 ウォール街はなぜ破綻したのか?
11章 戦争は経済と関係するのか?
12章 日本は東アジアで孤立するのか?
13章 私たちはどんな経済社会をめざすのか
補章 古典に学び「カジノ型金融独占資本主義」を読み解く
索引・参考文献
レビュー(2件)
今の社会を知るためには必読です。
基本的には、マルクス経済学を基礎に分析しています。 記述は平易ですが、中身は深いので、これをきっかけに更に勉強することをお勧めします。例えば、経済学を勉強したことがない人に、突然、G-W-G’とG-G’を比較されてもよく分からないと思います。 最後に、本書は単なる知識ではなく、「どんな社会をめざすのか」という観点から書かれている点が重要だと思います。ぜひ、ご一読を!