安楽死や中絶などの身近なテーマから、「善い」とは何かを考える倫理学の入門書。倫理はどこから来るのかを問い、道徳教育の必要性を論じる。政策決定にも影響を与えた、イギリスが誇る女性哲学者による定評あるテキスト。
はじめに
生い立ち
オックスフォードの哲学
実存主義と哲学の展望
私的道徳と公共道徳
1 死
死をめぐる2つの事例
2つの事例の倫理的諸相
私的道徳と公共道徳
二重結果論
生命の神聖さーー信仰、法律、科学
倫理と政策
坂道論法
2 誕生
生殖補助医療と体外受精
ヒトはいつからヒトかーー科学と宗教
公共道徳における功利主義的観点の重要性
ヒト胚研究と中絶の相違
3 権利
「人格」概念と「所有」概念
権利
権利と必要
実定法を超える高次の法
児童の権利
動物の権利
権利と義務
4 倫理の源
道徳感覚
道徳性と人間本性の探究
倫理の源泉としての利他心
5 自由、責任、決定論
自由と決定論
科学的決定論
因果を超えて
6 では、どうするか?
倫理の可能性ーー感情、想像力、一般化
相対主義
冷笑と狂信
道徳教育の方法
訳者解説
索引
レビュー(0件)