首なし死体がすべての始まりだった。
警察組織vs悪魔と呼ばれる男vsカルト教団vs元キックボクサー。
囚われた“彼女"の奪還。愛する人を失った者たちの復讐劇ーー。
疑いなき信仰心に警鐘を鳴らすセンセーショナルな最新長編。
東京・五日市署管内の路上で、男性の首なし死体が発見された。刑事の鵜飼は現場へ急行し、地取り捜査を開始する。死体を司法解剖した結果、死因は頸椎断裂。「斬首」によって殺害されていたことが判明した。一方、プロのキックボクサーだった河野潤平は引退後、都内にある製餡所で従業員として働いていた。ある日、同じ職場に入ってきた有川美祈に一目惚れするが、美祈が新興宗教「サダイの家」に関係していることを知ってしまい……。
【著者プロフィール】
誉田哲也(ほんだ・てつや)
1969年東京生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞しデビュー。03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。警察小説として『ストロベリーナイト』をはじめとする〈姫川玲子シリーズ〉、〈ジウ・サーガ〉、青春小説として『武士道シックスティーン』をはじめとする〈武士道シリーズ〉など、幅広いジャンルで話題作を発表し続けている。他の著書に『あなたが愛した記憶』『背中の蜘蛛』『もう、聞こえない』など多数。
レビュー(77件)
読みやすいが
東京・五日市署管内で男性の首なし遺体が見つかる。積極的に捜査を進める鵜飼刑事だが、何やらワケがありそう。他方、元キックボクサーの河野潤平と、恋愛関係になる有川美祈が事件に絡んでくる。美祈の背後にある新興宗教団体……とくれば、いやが上にもオウムが思い浮かぶ。ミステリ、グロなど、誉田氏の得意分野満載だが、心に残るものが無いのは何故か。一気読みして、それだけの小説。この人の作品では「ストロベリーナイト」が一番か?
新興宗教団体を書いた作品は、どれも同じ様な内容になりますね。違う切り口で 描いた作品ではないかと期待しましたが、姫川玲子シリーズや歌舞伎町セブンと 重なる場面が多くあり失望しました。
誉田ワールド的社会派小説(*^ー゚)
誉田ファン必読! 新興宗教がらみの殺人事件も、誉田ワールドなら毒気倍増で、大いに楽しめました。毎日少しずつ読むよりも絶対に一気読みがお薦め。当方も冬休みに1日で読破しました。カバーを外すとバイブルのような厳かな装幀で、こちらもなかなか良かったです。続編も書いてほしいッ(^.^)