造園における工学(engineering)は計画-造園の本質である用と景-をつくり出すことであり、そのための仕組み、手だてのための技術といえよう。造園領域の拡大にともなう新しい造園技術の展開のなかで、その役割は増大している。本書は、著者とともに学び造園の思想で結ばれた同志が社会のそれぞれの分野で実務に関わりながら研鑚した成果を集大成したものである。全体に共通するテーマを地域づくりにおける「自然再生」「人へのやさしさ」とし、それを創出するための環境整備の実際を「人、緑、水、土」をあげて実務経験をもとにまとめた環境整備のための造園技術書である。
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