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ひとは一生の間、一度も病気にならないことはありえません。ひとは必ず病気になって、死ぬんです。だとすれば、病気の成り立ちをよく知って、病気とぼちぼちつきあって生きるほうがいい。書評サイト「HONZ」でもおなじみ、大阪大学医学部で教鞭をとる著者が、学生相手に行っている「病理学総論」の内容を、「近所のおっちゃんやおばちゃん」に読ませるつもりで書き下ろした、おもしろ病理学講義。脱線に次ぐ脱線。しょもない雑談をかましながら病気のしくみを笑いとともに解説する、知的エンターテインメント。 序 章 病理学ってなに? 第1章 負けるな!細胞たち──細胞の損傷、適応、死 第2章 さらさらと流れよ血液──血行動態の異常、貧血、血栓症、ショック インターミッション 分子生物学の基礎知識+α 第3章 「病の皇帝」がん 総論編──その成り立ち 第4章 「病の皇帝」がん 各論編──さまざまな進化の形
レビュー(72件)
図書室で借りたのですが、読みやすいけど、理解に少々頭を使うのでなかなか読み進まず…。じっくり読みたいし何度も読みたい!と思い購入しました。 近頃、身内が病院のお世話になることが重なり、お医者さんの話を聞く機会も増えたのですが、この本を読んでおくと理解が深まりそうです。
ネットで紹介されているのを見て気になり購入しました☆ 普段読書の習慣がなく"書籍イコール難しくて眠くなる"というイメージを持っている私でも、ユーモアたっぷりのブログを読むような感覚でスラスラ読めました! 所々難しい単語が出てきたりもしますが、文章内で大体説明してくださってるので、そこまで苦にはならなかったです(^^) そして体の中で起こっている事の色んな仕組みが分かって面白かったです(>.<)
図書館でこの本を借りたけれど、とても読みやすいし、面白いので購入することにした。
たいへん満足しています。又利用させていただきます
おもしろい
病理学って身近でない学問だが、本書はわかりやすい言葉で説明されており、専門家でなくても十分に楽しめる内容だった。自分の体の事だが初めて知ることも多く、日頃健康に過ごすタメに言われていることがなぜなのかよくわかった。