◆実践を活かす、実践に活かせる
臨床心理学では「研究はできるのに臨床は下手」、あるいは「臨床は上手いのに研究はできない」としばしば言われます。それは、統計的手法に基づいて一般化する従来からの研究法に導かれた理論が、心理臨床の実践現場で出会う個々の事例の細密さと合致しにくいからです。本書はこの乖離を橋渡しできる「実践に役に立つ」「その場で使える」「自分がいる現場で研究できる」質的研究法を紹介し、そのアイデアや手続きを具体的にわかりやすく解説しました。心理臨床を実践しながら論文の執筆や投稿をめざす読者におすすめの一冊です。
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