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『教養としての投資』を読んで感銘を受けた読者が次に読みたくなる、投資初中級者向けの教養本。プロ投資家は企業のビジネスをどのような視点で見ているのか? その思考法を獲得するには何を学べば良いのか? どんなふうに情報を集め、どうやって分析すればいいのか? それをわかりやすく解説する。優秀な投資家≒経営者であり、その思考法を身につけることはビジネスエリートへの近道でもある。 不況が30年続き、少子高齢化には歯止めがかからず、そこへコロナや原油高、ロシアによる戦争なども起こり、日本の未来は不透明になっている。もはや「終身雇用」は幻想と言ってもいい。そんな時代に身につけたいのが「投資家の思考法」である。自分自身がビジネスの「オーナー」であるという意識を持って行動し、同時に他者に働いてもらうことで本業以外から収入を得る。その2つを可能にする「投資家の思考法」があれば、どんな時代でも生き残っていけるはずだ。 「世界に負け続けている日本人にもっとも欠けているのがインベスターシンキングなのです。 インベスターシンキングを身につければ、投資家として成功することができます。利益を生み続ける企業を見極めて投資できるようになります。 それだけではありません。自分がビジネスで提供しているものの価値がわかるようになります。ビジネスパーソンとして一歩抜きん出ることができるのです。 時代がどんなに変わっても生き抜くためには、このインベスターシンキングが不可欠なのです。」(「はじめに」より) 序章 お金持ちになる2つの方法 第一章 インベスターという生き物 ・インベスターは鵜匠である ・インベスターは天邪鬼である ・インベスターは戦略家である ・インベスターは数字を好む ・インベスターは時間を身につける ・インベスターはヒストリーを重んじる 第二章 インベスターシンキング1 3つの評価ポイントと5つの分析法 ・3つの評価ポイント(遠くから見る/タイムマシーンに乗る/プリズムを持つ) ・5つの分析法(可視化する/比較する/分ける/捨てる/組み立てる) 第三章 インベスターシンキング2 お金から自由になる最強のポートフォリオ ・価値を生まないものはスルーする ・資産と時間の分散を考える ・レバレッジを避けてリスクヘッジする 第四章 インベスターシンキングで真の自由を手に入れる ・国や会社に依存しない ・転職、独立しても困らない ・FIREが人生のゴールではない ・金銭的自由+精神的自由=人間としての自立
レビュー(18件)
投資とは何か理解できたような気がします。
さっそく送っていただきありがとうございました。
投資初心者向けの入門書でした。 表題に騙された感があります。
面白そうです
同作者の教養としての投資を読み、面白かったので購入しました。読み始めたばかりですが、こちらも面白そうです。