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現代のヒーローとして甦った“光る君”。平安の宮廷で華麗に繰り広げられた光源氏の愛と葛藤の物語を、新鮮な感覚で“現代”のよみものとして描いた大ロマン長編ー比類ない美貌と知性、そして高貴な身分を持つ源氏は、至福の愛を求めて、許されぬ恋、苦しい恋を重ねる…。上巻には、「眠られぬ夏の夜の空蝉の巻」より「佗びぬればはかなき恋に澪標の巻」までを収める。
現代のヒーローとして甦った“光る君”。平安の宮廷で華麗に繰り広げられた光源氏の愛と葛藤の物語を、新鮮な感覚で“現代”のよみものとして描いた大ロマン長編ー比類ない美貌と知性、そして高貴な身分を持つ源氏は、至福の愛を求めて、許されぬ恋、苦しい恋を重ねる…。上巻には、「眠られぬ夏の夜の空蝉の巻」より「佗びぬればはかなき恋に澪標の巻」までを収める。
レビュー(75件)
原文で読みたい方でしたが、NHKの再放送で講義をしている先生が作者の本で源氏物語を読んだと言われたので買ってみました。サラッと読めて、中、下と購入し、読み進めて楽しんでいます。 角田さん他の方のも少し見てみましたが、私はこの方の文の方が好きでした。
円地源氏や寂聴源氏のようではなく、源氏を下敷きにした小説のようです。源氏が難しいと感じる方にもとっつきやすいと思います。
レビューを読んで田辺聖子女史の新源氏物語を選びました。初心者なので、やはり読みやすくないと途中挫折しちゃうかなと。結果興味深く読み進めております。今のところ。想像通り?イヤイヤ以上の源氏ワールド。太古の昔に書かれたなんて、日本ってすごい国。
最初は浮気男の話だと思い、むしろ気分が悪くなったが、読み進めていくうちに、源氏の雅さやあわれさが分かってきて面白くなってきた。
高校の古典の授業で読んだ源氏物語です。当時は大学入試にでる文法事項や表現方法や単語を覚えることを目的にしていたので物語の内容は二の次でした。この新源氏物語を読んで当時はあまり関心のなかった物語の内容を理解することができました。購入して良かったです。