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もうひとりの安倍さん、息づく。 そして鮮やかな希望へ 民間専門家時代から、故安倍総理とは淡き繫がり、即ち“友情”を育んできた著者。そんな著者だからこそ明らかにできた安倍さんの心の裡はどのようなものだったのか? ふたりの遣り取りを読み進めていくうちに、祖国の光明が見えてきて、主権者として、祖国のためになんらかの行動を起こすべきだと思わされる「希望の書」! 記者を18年と9か月、務めたときの原則があります。相手の眼を見て心を通わせ、メモ帳に眼を落とさないことです。その代わり、相手の言葉を正確に記憶する、終わるとすぐにメモに起こす。電話も起こす。したがって本書の安倍さんの言葉についても、正確に言葉の通りです。……本文より。 『ぼくらの祖国』から12年半を歩み、次の祖国がここに。
レビュー(17件)
この著者の傾向ですが、大変丁寧に時間や場所など説明されています。もう少しテンポ良く読みたいところですが、きちんと書くとこうなるのでしょう。 安倍元首相との会話などは「すごい記憶力だな」と感心するくらい鮮明に描かれています。
とても読みやすくて、両者の関係が手に取るようにわかりました。
本書の魅力のひとつは、安倍晋三という一人の人物を表面的な政治家の枠だけに留めず、その内面に深く踏み込んでいる点。青山氏が語る安倍元首相は、強力なリーダーシップを発揮した反面で、時に孤独を感じ、苦悩を抱えた一人の素の人間として描かれます。例えば、彼がリーダーとしてどのようにプレッシャーを感じ、それを克服する為に何を考えていたのか、どのように信念を貫いたのかが具体的に語られており、読者は安倍元首相の人間性を感じられると思います。 近年の日本を考える上で必読の一冊かと。所謂、保守層だけでなく私のようなノンポリ層にもお勧めです。
いい内容です。みんなに知らせたいものです。
読みたかったので、購入しました。読了して購入した甲斐がありました。