ロシアによるウクライナ侵攻後、世界は新たな時代に突入した。分断国家である韓国と北朝鮮も世界的な安全保障環境の変化に対応し、新たな対外経済政策や産業政策をそれぞれに模索し始めている。本書は各分野の専門家が、ポスト「冷戦後」の時代にグローバルな変化を促す経済安保に関連した取り組みを中心に朝鮮半島の最新の経済動向を明らかにする。
第1章 動き出した尹錫悦政権の経済安保ー日米韓基軸の先端技術協力
第2章 「脱中入米」強める韓国財閥ー政権交代と中国事業の苦境も契機に
第3章 新境地を開く韓国の防衛産業ー米欧・中ロ対立で増す役割
第4章 「南北協力」から「非核化」への発展なるかー尹錫悦政権「大胆な構想」に関する試論
第5章 自力更生路線と内向きの経済改革の推進ー外部の影響排除を目指す金正恩政権
第6章 「新冷戦」下の中朝・ロ朝関係ー経済的に中国への依存が続く北朝鮮
第7章 巧妙化する北朝鮮の外貨・物資・技術調達ー国連制裁の現状と課題
第8章 経済安保の観点から見た北朝鮮経済ー供給網の新旧比較と今後の課題
終 章 ポスト「冷戦後」の日韓・日朝経済関係ー経済安保の展開と未来創造
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