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70歳でイタリアにアトリエを構える。 77歳でアマゾン、80歳でペルー、 81歳で5千メートルのヒマラヤ山麓へ取材に・・ 磨き上げた感性で前進し続ける芸術家そして人生の達人。 その凛とした生き方、考え方に 作品・アルバムにふれながらひたる堀文子の世界。 ・・・・極上の時間が詰まった一冊です。 ◇「知る」欲求が絶えないから人生に飽くことがありません。 ◇行きたいと思えば、すぐ行く。 これがわたくしの悪い癖と申しますか、よい癖なのです。 ◇自分が一番だと傲慢にさえならなければ、常に得るものはあるのです。 1章 現在(いま)の自分に夢中になる 2章 群れず、慣れず、頼らず 3章 ひとりがいい 4章 人間も自然の一部 5章 まだまだ知らない自分に出会いたい 1章 現在(いま)の自分に夢中になる *自分の中にある力 *「過去の自分」より「現在(いま)の自分」を信じる *現在(いま)を全力で生きる *年齢マイナス40歳が今の自分 *毎日の変化が面白い *本を読みふける *嫌いなものを自覚する *年を重ねてより自由に *人間は、欠陥が大事 *人間の力が生み出す美しさ *仕事とひとりの時間 *満たされぬ思いが、いつもわたくしを動かしている *無駄というのはひとつの美徳 2章 群れず、慣れず、頼らず *自分のために生きる覚悟 *七十歳から未知の国で生活を始める *自由とわがままは別物 *大切なことは人に相談しない *自分の強さ *自分らしく生きる *「人には愛されないこと」がモットー *友人は一生に一人か二人いれば上等 *親しき仲こそ、互いの領域に立ち入らない 3章 ひとりがいい *人間関係を整理する *自分のためのひとりの暮らし *自分にとって何が大切か *友人関係は究極の「遊び」 *旅はひとり旅に限る *もともと人間は「ひとりぼっち」 4章 人間も自然の一部 *本物のブルーポピーを求めて *自然界は、すべてよし *ネパールの人々の威厳に満ちた暮らし *品とは何か *言葉というもの *おしゃれの楽しみ *好き嫌いを決めるもの *知ったふりはしない *志を曲げることなくひたすらに生きる *自分の中の未知の能力 *年を重ねた今だからこそできること 5章 まだまだ知らない自分に出会いたい *老人は忙しい *脳にもっと刺激を! *逆上に近い感情が自分を動かす *しくじったときが飛躍するチャンス *自分への興味を枯れさせないために *生きるとは、変わっていくこと *自分をとことん壊すために旅に出る *沸き上がる衝動には意味がある
レビュー(8件)
おもしろい
とても面白くて、人生の道しるべとなるような本です。 母も欲しいと言うので、もういちど購入しました。
母に頼まれて購入しました。先月100歳で亡くなられた日本画家掘文子さんの著書です。 内容もとても気に入ったらしく、凛とした生き方に憧れているそうです。