植物、動物、幾何学、自然風景、天体・・・・・・。
古くは縄文時代にはじまり、高麗文明と隋文明の影響を受け、日本独自の美意識から研ぎ澄まされていった和の文様。衣装、装飾品、装身具、器、仏具、神具に見られる中から、
江戸時代の小袖文化により、日常着として柄が圧倒的に増えた和装文様をとりあげ、786柄を収録。
読み方、名の由来、特徴ときものとしての用途を紹介する。
きもの研究家として活躍した、石崎忠司による『きものの文様ー初心者から専門家までの解説書ー』。1973年に刊行された名著を、きものプロデューサーである次男の石崎功による、丁寧な解説加筆、可能な限りの図版カラー化により、リニューアル復刊!
見て、読んで、和の文化が学べる、和文様大全、ついに完成。
*本書は、衣生活研究会より一九七三年に刊行された
『きものの文様ー初心者から専門家までの解説書ー』を改題し、大幅加筆修正の上、
写真や図版を撮り直し、文庫化したものです。
レビュー(2件)
まさに「辞典」です。でも、構成が良くないです。模様の名称を五十音順に並べ、それぞれに説明文がついています。数ページか説明が続くと、見開きでそこまでに紹介された文様の写真が18個掲載されています。文庫本サイズで縦に3個ですから、画像の小ささがお分かりいただけるかと思います。模様によっては写真のないものもあります。限られたページ数で沢山の情報を詰めようとするとしょうがないのでしょうが、画像がたくさんの百科事典のようなもの(あるいは昔の京都書院の文庫本のようなもの)を想像していたのでちょっと違って残念でした。
文様などカラー掲載もいっぱいあるのかと思っていたので、期待外れな感じがしました。それと、辞典というネーミングで、勝手にもう少し大きい版を想像してしまっていて、文庫だけに字が小さくてぎっしりで読みにくいのがちょっと・・・大きさをちゃんと確認するべきでした。