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新型コロナウイルス(covid-19)の広がりによって今、大きな社会的変化が訪れています。外出自粛(「STAY HOME」の呼びかけ)やテレワークによる在宅時間の増加、人と接すること自体が減っていくなど、これらの変化が私たちに心理的ストレスを与えていることは間違いありません。報道によれば、日本に限らず、世界各国で「コロナうつ」と呼ばれる方々が激増していて、いつまで続くかわからない自粛にも疲れてしまっていると専門家は語ります。誰もが苦しい、そんな状況の中ですが、うつ経験者のエピソードをまとめたこの本が一人でも多くの方にとって救いになることを願っています(2020年8月18日編集者)。 著者自身のうつ病脱出体験をベースにうつ病からの脱出に成功した人たちをレポート。うつ病について実体験から知識を学べ、かつ悩みを分かち合い勇気付けられる、画期的なドキュメンタリーコミック! 目次 第1話 田中圭一の場合1 第2話 田中圭一の場合2 第3話 田中圭一の場合3 第4話 照美八角の場合 あの時ボクはうつだった その1 あの時ボクはうつだった その2 第5話 折晴子の場合 第6話 大槻ケンヂの場合 第7話 深海昇の場合 第8話 戸地湖森奈の場合 第9話 岩波力也・姉原涼子の場合 第10話 代々木忠の場合 第11話 宮内悠介の場合 第12話 鴨川良太の場合 第13話 精神科医・ゆうきゆうの話 第14話 ずんずんの場合 第15話 まついなつきの場合 第16話 牛島えっさいの場合 第17話 熊谷達也の場合 第18話 内田樹の場合 第19話 一色伸幸の場合 第20話 総まとめ エピローグ うつヌケこぼれ話 その1 うつヌケこぼれ話 その2 あとがき 2017年間ベストセラー第9位(単行本ノンフィクション他/日販調べ) 2017年 年間ベストセラー第9位(単行本ノンフィクション・教養書他/トーハン調べ) Amazonランキング大賞2017 第4位(本/暮らし・健康・子育て) 2017年ユーキャン新語・流行語大賞ノミネート JEPA電子出版アワード2017ノミネート(スーパー・コンテンツ賞) 第22回手塚治虫賞「マンガ大賞」最終候補ノミネート
レビュー(232件)
いろいろあって、心が沈んでいた時に読みました。 この本により、鬱についてなんとなく理解できたように思います。 タイトル通り、うつのトンネルを抜けた人について参考になりました。
他の方がおっしゃっていた通り、絵がかなりなんちゃって手塚治虫で笑いました。でも読み易そうです。 ただ文字が多いので、とりあえず家族に読んでもらおうと思っています。
ご本人、周囲の方々に。
鬱病で兄を失って10年以上経ちます。 兄を理解しようとして、良かれと思って、助けようと思ってしていたことが、逆に自分の価値観を押し付けていたことに気づかされました。 鬱病のご本人の苦しさ、周囲の人々には別の苦しさがあり、傷を抱えたまま、後悔の苦しみからいつまでも抜けられない人々もいます。 そういう人々の救いになる本だと思います。 心の支えに買い求めました。お守りにします。
漫画なので読みやすいです
漫画で色々な方の症状が書いてあるので参考になりました。この本を書いたご本人もウツを経験された方なので説得力があります。ウツの最中はこの時期がずっと続くような絶望感がありますが必ずトンネルがあるということが分かるので希望が持てます。
為になる
会社休んでいる間読みました。思い当たることが多く大変参考になりました。自分に合うところは実践したいと思います