父の戦争体験、映画が語る戦争、そしてゴヤが描く戦争の狂気ーー。
そこから、夭逝の画家・須藤康花は、この残酷な人間の所業を、
どのように芸術作品として「昇華」させたのか。その魂の軌跡。
〈口絵〉須藤康花 連作デッサン「黒い絵」(年代不明)
序 章 『黒い絵』が語る戦争
第一章 東京大空襲を逃れて
第二章 疎開ー空腹との戦い
第三章 敗戦後も続いた女と子供たちの戦争
第四章 父は戦争をどう見つめたのか
第五章 康花は思う「戦争が起きるかもしれない」
第六章 康花が見た映画が語る戦争とは
第七章 康花の前に立ちはだかるゴヤの『戦争の惨禍』
第八章 康花の『黒い絵』が見つめる戦争
あとがき
須藤康花年譜
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