片桐達夫、五十九歳。顔には豹柄の刺青がびっしりと彫られ、左手は義手。傷害事件を起こして服役して以来、三十二年の間に誘拐事件を三回、強盗を一回起こし、刑務所を出たり入ったりの生活を送る男には、胸に秘めた思いがあったーー。
菊池正弘が営む居酒屋「菊屋」に、刑務所を出所したばかりだという片桐達夫が現れた。三十五年来の友人を迎える菊池だが、刑務所から離れられない人生を送る彼に、忸怩たる思いを持っていた。片桐が犯罪に手を染めるようになったきっかけは、彼が「菊屋」で起こした傷害事件だった。しかしそれは因縁をつけてきた暴力団員から、店と菊池の妻を守るための行動だったのだーー。
片桐は、なぜ、罪を重ねることになったのか? 涙腺崩壊必至! 心奪われる、入魂のミステリ。
レビュー(48件)
同作者の作品の中では、比較的わかりやすく、物語へ入っていきやすい部類に入る、かも知れない1品でした。とは言え、読んでから大分経過した今、内容を思い出すのにかなり、いや相当な苦労を要する点で、星がマイナスとなるのは否めないところ。 そういえばそんな話だったな~、ぐらいの印象ですが、読んでるうちはまぁまぁそれなりに、だったかと記憶しています。そんな感じでw
満足!
薬丸さんの本は良し悪しがハッキリしていますが、この「ラストナイト」はとても良かったです。面白くて時間も忘れて読みました。薬丸さんの著書でまだ読んでいないのもあるので、また小遣い貯めて買おうっと思ってます!!
感情移入できず
「友罪」では泣かせて頂きました。。こちらでは家族愛について考えさせられますが・・各人物の視点で物語が進んでいくからでしょうか、最後まで登場人物に感情移入できませんでした。
面白かった
あっという間に読んでしむいました。登場人物それぞれからの書きかたも面白かった