西洋芸術音楽の主要形式「フーガ」と「ソナタ」の性格の違いを、J.S.バッハとベートーヴェンの作品を中心に考察した、類を見ない著作。2つの形式が止揚されたものとしてブルックナーを位置づけている点もユニーク。豊富な事例を通じ、ひとくちに「主題」と括られるものにひそむ多様な生命を、情熱的な筆致で浮き彫りにする。
日本語版のための凡例
導入部
第1書 形式について
第1章 フーガ形式、その本質とソナタ形式との関係について
1.
2.
3.
4.
第2章 ソナタ形式の精神について
第1節 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ ニ短調 op.31〔-2〕、第1楽章(音楽分析と音楽文芸欄)
第2節 和声のエコノミー
A.ベートーヴェンの田園交響曲〔op.68〕第1楽章における展開部
B.和声の高揚
第3章 構造的な和声法とリズム法
第4章 主題の態度
第1書の終わり
第2書 言語と様式について
第1章 リズム法と強弱法
第2章 シンメトリー
第3章 主題法の技法
1.
A.諸関係の循環
B.内容と意志
2.
結語と展望
解題
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