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大和を愛した写真家と、万葉集をいきいきと語る国文学者が万葉びとの心に迫 奈良大和を愛し、半世紀近く撮り続けた写真家・入江泰吉は、『万葉集』を学ぶことで古代の人々と花との深い関わりを知り、その美しさを再発見して「花は究極の美」であると考えるようになった。以来、晩年まで大和の山野を隅々まで歩き回り、楚々と咲く万葉の花を撮り続けたのである。 入江泰吉が花の写真を通して捉えようとした万葉びとの心に、日本文化の硯学・中西進の万葉集の花にまつわるエッセイとの新たな組み合わせで迫る写文集。 ★文庫オリジナル
レビュー(13件)
入江泰吉先生の心癒やされる写真。本当に惚れ惚れです。
母が欲しいと言っていたので プレゼントしました
とても素敵な本です。写真を眺めているだけでも幸せな気分になります。
母親に
頼まれて購入しました。 しばらく入荷待ちだったので待ちに待ったと言っていましたが、待ったかいがあったと言っていました。
大和路へ
NHKで紹介され早速注文したのですが、 さすが全国放送、観ていた多くの人達が注文したようで手に入らず。 書店にも取り寄せ依頼するも出版元にも在庫なし重版も未定ということで断られ。 諦めていたところに重版が決まり取り寄せ可能の情報が入り喜んでいたところに 楽天からも再入荷のお知らせ。即注文! ようやく手にすることができました。 四季折々の、あたたかみのある花や風景の写真を眺めているだけでも和みます。 万葉集の説明がわかりやすく、以前からの興味がさらに深くなった気がします。 なんだか大和路へ誘われるような、そんなたのしみも感じられます。