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マイクロファイナンスのパンフレットにきれいな女性の写真を載せると申し込みは増える? 検査を受けた人にお金を払えばHIV感染率は下がる? 貴重な善意を最大限に活かすためにはどうしたらいいの? ガーナ、ケニア、南アフリカ、インド、フィリピン、ペルー、メキシコ……理論と現実が一致しない途上国の複雑な世界にわけいって、そこから「クール」な答えを、次々と導き出している〈新しい経済学〉のいまを紹介。 人間心理が陥りがちな落とし穴をやんわりと回避させるための後押し(=ナッジ)の手法をふんだんに盛り込み、開発経済学の新しい知見を一般向けにやさしく語ります。 その新しさの特徴は、開発プロジェクトの「なにがうまくいって、なにがだめなのか」を社会実験ではっきり実証する点、そして人間の非合理性を考慮した新しい発想に基づいている点にあります。 「この本には世界を変えるアイデアが詰まっている!」 P・シンガー(プリンストン大学教授) 「カーランは、経済学新世代のもっともエネルギッシュな研究者だ」 E・デュフロ(マサチューセッツ工科大学教授) 「深刻な問題に対する、精緻な分析と独創的な発想の勝利だ」 R・シラー(イェール大学教授) 『貧乏人の経済学』『最底辺のポートフォリオ』につづく、新・開発経済学の決定版。
レビュー(17件)
娘が大学の授業で使うということで購入。素早く注文翌日午前に到着しました。