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日本の昔話をミステリで読み解き好評を博した『むかしむかしあるところに、死体がありました。』に続き、西洋童話をベースにした連作短編ミステリが誕生しました。今作の主人公は赤ずきん! --クッキーとワインを持って旅に出た赤ずきんがその途中で事件に遭遇。「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」を下敷きに、小道具を使ったトリック満載! こんなミステリがあったのか、と興奮すること間違いなし。全編を通して『大きな謎』も隠されていて、わくわく・ドキドキが止まりません!
レビュー(150件)
初めて青柳碧人さんの本購入しましたが 面白かったです。 前から気になる題名でしたが、読んでみて やっぱり面白かったです
話題の本なのでいつか読みたいなあと思っていたので買いました。 氷室冴子さんのシンデレラシリーズを思い出した。 そちらももう一度読みたくなりました。
レビューが遅くなりすみません! 書店に行けなかったので、助かりました。
内容としては悪くはなかったのですが、ミステリーのトリックで(童話がモチーフだからか)魔法使いの力に頼っているところがあり、少しがっかりしました。ミステリーには、やはり魔法のような非現実的なものは入れない方が良いのでは…。また、最後の牢屋の話は奇想天外ではありますが、少し強引な気もします。 もう一冊、「むかしむかしあるところに、死体がありました。」も同時に購入したので、そちらの方に期待したいです。
期待以上
童話とミステリーの融合です。おもしろくてあっという間に読み切りました、