「気の良い小さな虫たち」が住むと言われる、平和な島、こちゃん島。ある日、お医者のルウ先生のところに、小さなちっちゃんが連れて来られました。なんでも、大好きなペットがいなくなって悲しんだところ、体が薄くなる病気になってしまったというのです。ルウ先生は、仲良しのぴちゃんやこうちゃんと一緒に、ちっちゃんの面倒を見始めますが、やがて、いなくなったはずのペットが、予想もしないところにいることが分かり…。 同じ頃、空の上では、天の川世界を取り仕切る天の川評議会の使者トビトが、こちゃん島行きの任務を与えられます。その内容は、天の川へ帰って来る生き物をお迎えすることと、こちゃん島にあるという木箱を探し出して、天の川に持ち帰るというもの。木箱の回収は、かつて、トビトと一緒に評議会の使者をしていた親友、ドルー・ドナが、最後に受けていた任務と、全く同じものでした。偶然を不審に思いながらも、今や下界の住人となったはずのドルーの思い出を胸に、こちゃん島へと旅立つトビトでした。下界に生きる小さな生き物たちと、天の川からやって来た天の使者との、出会いを描いたファンタジー。
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