脱税はもちろん違法な行為であるが節税は合法である。そしてその中間には「租税回避」という概念がある。これがいわゆる「グレーゾーン」である。グレーゾーンは、限りなくシロに近いものもあればその逆に限りなくクロに近いものもある。税務調査の対象は大半がこのグレーゾーンに集中する。調査官はグレーをクロと見がちであり、企業担当者はシロと見ようとする。ここに調査現場での虚々実々の駆け引きが生ずる。本書は、調査官の巧みな質問に担当者がどう対応したか、調査官を納得させるにはどんな方法があるか、調査官との対話を掲げながら様々なケースについて具体的に解説した。
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