仕えた主人を殺し、天下の将軍を暗殺し、東大寺の大仏殿を焼き尽くすーー。
民を想い、民を信じ、正義を貫こうとした」青年武将は、なぜ稀代の悪人となったか?
時は天正五年(1577年)。ある晩、天下統一に邁進する織田信長のもとへ急報が。信長に忠誠を尽くしていたはずの松永久秀が、二度目の謀叛を企てたという。前代未聞の事態を前に、主君の勘気に怯える伝聞役の小姓・狩野又九郎。だが、意外にも信長は、笑みを浮かべた。やがて信長は、かつて久秀と語り明かしたときに直接聞いたという壮絶な半生を語り出す。
貧困、不正、暴力…。『童の神』で直木賞候補となった今最も人気の若手歴史作家が、この世の不条理に抗う人すべてへ捧ぐ、圧巻の歴史巨編!
レビュー(178件)
松永弾正は、これまで私の中では悪人であったのですが小説を読み弾正の生い立ちから 考えが別のものに変わりました。織田信長が羽柴、明智で弾正の城を攻める一方で小姓を使い弾正の命を救おうとしていたこともびっくりしました。弾正のことが一番わかっていた武将が織田信長であったこと、三好元長、三好義興、松永弾正、織田信長が長生きしていたら歴史も変わっていたと思える感じがしました。弾正の生きた時代にすごいことを考えた人物がいたこと、現在の政治家に彼らの一部でも志があれば日本も変わると思われました。面白かったです・
先日テレビに著者の方が出演されていた時の話しの内容がとても分かりやすかったので、この方の本を読んてみようと思い購入しました。なかなかボリューム感ありです。内容は今の世の中にもあてはまるかもです。
松永弾正を主人公とした小説はあまりなく、楽しく読ませてもらいました。あまり想像したくない文章表現もありましたが読みごたえがありました。
本の状態も良くて、とても満足しています。
いつもお世話になっております。今回のじんかんですが、ページ数が500程ありましたが行間がしっかり採ってるのでと見やすかったです。主人公の松永久秀の人物像を既存のものからすっかり変えて面白いストーリーになってました。面白かったです。