天安門広場に毛語録の波が揺れる。「造反有理」から「批林批孔」「四人組」まで、当時の中国はまさに混乱のるつぼであった。社会主義における変革とは何か。毛沢東のかかげた夢と、現実を膨大な資料の中から検証しつつ現代中国の起点といえる文化大革命の真相を、具体的かつ、実証的に抉り出した待望の書。(講談社現代新書)
現代中国に傷痕を残す文化大革命を振り返る。現代中国に大きな傷痕を残してしまった文化大革命とはいったい何であったのだろうか。豊富な文献をとおし、その意味と事実経過を辿り、中国の苦難史を解明する。
●文革とはなにか
●大いなる損失
●人民公社への夢
●空洞化する人民公社
●毛沢東の文革理念
●紅衛兵ーー権力闘争に利用された若者たち
●二つの妖花(江青と葉群)
●林彪事件の衝撃
●中国のフルシチョフ・劉少奇
●周恩来の役割ととう小平の復活前後
●文革の亡霊
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