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夢を叶えた瞬間からすべてが始まる 日本人として51年ぶりのショパン国際ピアノコンクール2位の快挙、自身のレーベル設立、 日本初“株式会社"オーケストラの結成、クラシック界のDX化 脚光を浴びる若き天才は次代の革命家でもあったーー いま世界が注目する音楽家の軌跡と未来 ■序章 冠を獲りに行く ■第1章 ピアニスト反田恭平誕生 ■第2章 いざ、世界へ ■第3章 人生を変えるショパンコンクール ■第4章 僕が世界で2位を獲れた理由 ■第5章 音楽で食べていく方法 ■第6章 音楽の未来 ■第7章 僕を支えた天才たち ■おわりに
レビュー(55件)
反田さんの自伝的な内容です。とても読み易い文章で、読みながら反田さんのピアノの音が流れてくる...そんな1冊です。
すごい天賦の才能ですね。とはいえ、プレッシャーを克服する力と前進に向けて絶えず努力するマインドセットは私達も学ばなければならない、と思いました。
読みやすくて、あっという間に読了した。ロシア留学の部分が特に心に残った。
反田くんがショパンコンクールに出場する前からのファンです。コロナ禍の前はリサイタルがあると必ずサイン会をしてくれて、長い行列を苦にもせず近くでドキドキしながら拝見したものですが、わずか数年間で体格もオーラもベテランとか、巨匠クラスになってしまい、経営者とかの要素も加わり、すごい畏怖を感じたものです。まさかショパンコンクールに出場するとは、とはらはらしていましたが、あのなんとも言えぬ近寄りがたさは常人では成し遂げられないことをやると決めた時の人が背負ったものだったのだと思いました。大体は情熱大陸や彼自身がこれまで発信してきていたものだったりするので、どちらかと言うと、これからのクラシック界をどのように見据えて準備しているかを著している部分からが面白く感じました。
大好きなピアニストです。ピアノの才能と努力は言わずもがなですが、彼の信念、行動力に感銘を受けました。彼のピアノと革新を楽しみながら、応援したいです。