安定的に食料を確保するかは、日本が食料の自給力を高めることが食料安全保障上最も有効かつ必要な方策となるが、それらを補完する手段として、いかに安定的に食料を輸入するかという課題の検討も求められる。本書は、国・企業・消費者といった多様なステークホルダーの視点から整理した書籍である。
序章 日本における食料安全保障の議論と検討課題
第1章 日本の食料安全保障をめぐる情勢について
第2章 穀物の国際市場動向
第3章 北米における穀物生産をめぐる動向─流通および農地の動向にも注目して─
第4章 南米南部における農業生産・輸出動向とその変化─牛肉からの一考察─
第5章 2010年代における中国の穀物需給
第6章 北米における穀物集荷業の構造変化と企業行動
第7章 日本の油糧種子調達の実態と課題
第8章 日本の配合飼料産業における企業行動の実態と課題
第9章 日本の製粉産業における企業行動の実態と課題
第10章 日本における肥料原料調達の現状と調達システムの変化
第11章 大豆ミートへの消費者選好─原料大豆の特性や消費者の健康志向に焦点を当てて─
第12章 香港における日本産食肉の輸入拡大に関する実証分析
第13章 中国上海市での日本産和牛への消費者評価─霜降り肉と赤身肉を評価する消費者層の異質性─
終章 日本の食料安全保障と国際環境
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