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江戸時代の画家、伊藤若冲の代表作『動植綵絵』30幅を詳細に紹介。 江戸時代中期の京都の画家、伊藤若冲。「若冲の前に若冲なし、若冲の後に若冲なし」といったたとえがぴったりの孤高の存在の彼の絵は、色彩の美しさ、細密な描き方でつとに知られている。本書では、彼の代表作『動植綵絵』30幅をすべて詳細に紹介。近年とみに彼の絵が注目を集めているのは、執拗なまでに細部にこだわった描写もさることながら、絵の題材となる動植物を画面の中にいかに配置するかという、いわばデザインセンスが卓越しているからにほかならない。また、このたび70年ぶりに発見され、全貌が誌上初公開される絵巻物『采虫譜』も本書の目玉のひとつである。若冲の描写力、デザイン力、構図のすごみがひしひしと伝わる待望の一冊です。
レビュー(49件)
たっぷり楽しめます。
お値段の割に若冲の絵が満載でとても綺麗です! 先日上野の美術館で観た若冲の絵も載ってて大満足です。プレゼント用に購入しましたが、自分も欲しくなりました。
プレゼントなので
良かったのかどうかはわかりませんが、こういう専門的な本がすぐに買えて贈れるのは便利です。
父がポツリと「若冲展行きたいなぁ」と。一緒に行こうかとも考えましたが、混雑を思うと、待ち時間・近くで見られない…なら、本をプレゼントした方が良いかなと。とても喜ばれて、少しだけ、親孝行出来た気がします。
新規の若冲ファンです。どのページも素敵でため息がでます。やっぱり若冲は良いですね。
今年はプライスコレクションが日本にやってくるということで、伊藤若冲が大変注目されていたので、よく知るために初めて若冲の本を購入しました。 良くまとまった解説も付いているので初心者としては若冲を知るために役立ちましたが、何よりも作品に重点が置かれて目いっぱい若冲を楽しめるお手頃な本です。 昔の日本絵画の資料というよりも「若冲の絵本」という方が近いです。 詳細なリアリティ溢れる生き生きとした生き物たちには圧倒されます。 是非この目で直に見てみたいと思いました。