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百物語なんかしていると、この世の業を集めますよーー。江戸は神田の袋物屋・三島屋では、風変わりな百物語が続けられている。語り手一人に、聞き手も一人。主人の次男・富次郎が聞いた話はけっして外には漏らさない。少年時代を木賃宿で過ごした老人が三島屋を訪れた。迷える魂の水先案内を務める不思議な水夫に出会ったことがあるというーー。三島屋に嬉しい報せも舞い込み、ますます目が離せない宮部みゆき流の江戸怪談。 第一話 火焔太鼓 第二話 一途の念 第三話 魂手形 解説 東 雅夫
百物語なんかしていると、この世の業を集めますよーー。江戸は神田の袋物屋・三島屋では、風変わりな百物語が続けられている。語り手一人に、聞き手も一人。主人の次男・富次郎が聞いた話はけっして外には漏らさない。少年時代を木賃宿で過ごした老人が三島屋を訪れた。迷える魂の水先案内を務める不思議な水夫に出会ったことがあるというーー。三島屋に嬉しい報せも舞い込み、ますます目が離せない宮部みゆき流の江戸怪談。 第一話 火焔太鼓 第二話 一途の念 第三話 魂手形 解説 東 雅夫
レビュー(67件)
お薦めです
宮部みゆきのこのシリーズは(これに限らないが)必ず新書を買っていたはずが、海外赴任等で買い忘れていた。やはり宮部みゆきの百物語は読み物としては本当におもしろい。読後感もいやな感じが残らない。
百物語の聞き手がおちかから富次郎に変わったのにまだ違和感を感じます。 おちかが聞き手の話しをたまには読みたいと思いますが、嫁いでしまった今となっては無理なのでしょうね。 今回は魂手形が一番心に残りました。 水面さんが無事に成仏出来て良かったと思いつつ、全体的に切ない話しでした。 最後に出て来た男が不気味で、今後おちかの周りでよからぬ事が起こりそうな予感がしました。
聞き手が小旦那にかわって2作目 まだ抵抗があるのか前回も今回もどうかなぁと思いながら読んでます 読むといつもの宮部ワールド三島屋シリーズ大満足なんですけどね
すぐ届きましたし、本が折れないようにダンボールで保護されていましたので綺麗な状態でした。
宮部みゆきさんの小説が大好きです。三島屋シリーズの電子版が無かったので、文庫本を購入。時間を忘れて読んでしまいます。