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医師の話ではない。人間の話をしているのだ。 栗原一止は夏目漱石を敬愛し、信州の「24時間、365日対応」の本庄病院で働く内科医である。写真家である妻・ハルの献身的な支えもあり、多忙な日々を乗り切っている一止に、母校の医局からの誘いがかかる。今の病院で一人でも多くの患者と向き合うか、母校の大学病院で最先端の医療を学ぶか。一止が選択したのは、本庄病院での続投だった(『神様のカルテ』)。 新年度、内科病棟に一止の旧友・進藤辰也が東京の病院から新任の医師としてやってくる。かつて進藤は“医学部の良心”と呼ばれていた。しかし、彼の医師としての行動は周囲を困惑させるものだった。そして、さらに大きな試練が一止たちを待ち受けていたーー。 【編集担当からのおすすめ情報】 映画も大ヒットの超ベストセラー、待望の第二弾がいよいよ文庫化! 150万人に愛された「一止とハル」に、また会える。
レビュー(310件)
素晴らしい
1作目は主人公栗原医師の話し方に馴染めず読み進めるのをためらったが、意を決して読み進めたらあっという間に惹き込まれ、いつのまにか栗原の話し方のみならず人間性までも魅力に感じるようになっていた。本作では同級生のタツが登場、医療現場の過酷さのなか家族をとるか仕事をとるか医師の葛藤が描かれている。苦悩する医師たちとそれを様々な形で支える仲間たちの心温まるヒューマンドラマでもある。素晴らしいシリーズ作品に出会えたことに感謝。
神様のカルテ1よりも2の方が好きです。 気持ちの描写の仕方が上手だなぁと思いました。
「神様のカルテ2」です。
「神様のカルテ2」です。 とても面白いです。
まだ読んでいませんが、もう少し時間ができたら読みたいと思っています。
おもしろいです
しばらく前の話題の作品ですが、文庫本になったので読んでみました