連続体とは、質量・変位・エネルギーなどの物理量が連続的に分布している空間領域のことで、現実に存在する各種の物質の数理的なモデルである。その連続体力 学は固体や流体の理論を展開させ、1950年代を境に厳密な数理解析を駆使し連続体の非線形性と三次元性を明示的に取り込み、従来の理論の枠を乗り越えて有理力学が誕生し、後に実験科学と現代数学を基礎にした有理連続体力学に成長したのである。
この有理連続体力学は、従来の材料力学・流体力学・土質工学などに収めきれない各種物質の複雑な挙動を解析するための手段として、広く注目されている関係 から、機械、航空、土木・建築、化学工学などの学部学生・大学院院生やこの分野の技術者や研究者の必読書として刊行した。教科書や参考書に最適。
I.場
1. 運動学
2. 力学の基本法則
II.物質
3. 構成式
4. 特殊な物質
III.流動
5. 実質的に停滞した運動
6. 粘度計流れ
IV.弾性
7. 等方弾性物質
8. 超弾性物質
9. 簡単な変形
V.付録
A. 写像、内積,ノルム,群
B. テンソル代数
C. テンソル解析
D. 等方関数
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