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作家・瀬尾まいこのもう一つの顔。それは中学校の「せんせい」でした。 本屋大賞ノミネート作家、瀬尾まいこのデビュー直後から3年半の日常をつづるほのぼのエッセイ。 給食で苦手な料理と格闘したり、生徒たちからの厳しいおしゃれチェックをなんとか切り抜けたと思えば、生徒会のやる気に感化されたり、合唱コンクールで胸がいっぱいになったり……。 奮闘する瀬尾せんせいと生徒たちのあたたかくてにぎやかな日常の合間に見える、それぞれの成長。「ありがとう」と「さようなら」がめまぐるしく襲ってくる学校という場所で過ごす日々は、瀬尾さんの作品世界すべてにつながる愛にあふれていた。 解説/北村浩子
レビュー(64件)
瀬尾まいこさんの小説が好きなので買いました。中学の先生の頃の話でとても良かったです。
本屋大賞を受賞した瀬尾まいこが中学校の現役教師時代に書いたエッセイ。教頭先生から「おまえがいつも書いている学級通信みたいなもの」と(良い意味で)評されたエッセイです。とても楽しく読めました。この教師の経験が、後の小説にも繋がっているのだと思います。