「地方創生」が叫ばれて久しい。日本各地でさまざまな活動が展開されているが、その明暗も徐々に分かれつつある。本書は、この状況に資するべく、地方ならではのイノベーション理論を提案し、それに基づく実践法を提示する。大都市とは状況が異なる地方都市において、その土地ならではのリソースをもとに、いかにしてイノベーションを実現するか? 東南アジアの途上国を舞台に著者たちが開発した、ココナッツからつくられる蒸留酒「WANIC」の実施プロセスを紹介。その実践をふまえつつ、「サービス・ドミナント・ロジック」「エフェクチュエーション」などの最新のイノベーション理論をふまえ、地方の人々が自らの手で、地域ならではのリソースからイノベーションを生み出すための方法論を提案する。具体的なマネジメント手法をステップバイステップで詳細に説明し、実践者が本書を片手にイノベーションを実現できるハンドブックとなっている。
第1章 イノベーションの源泉としてのリソース
第I部/第2章 途上国のリソースに注目し、イノベーションを紡ぎ出す/第3章 リソースを巡る三つの視点/第4章 リソース・ドリブン・イノベーションを紡ぎ出すためのフレームワーク/第5章 地域のリソースに着目し、イノベーションを紡ぎ出す
第II部/第6章 組織デザインのための三つの柱/第7章 チーム・デザインのための五ステップ/第8章 人材をデザインする(1)─リソースの発見のための六ステップ/第9章 人材をデザインする(2)─リソースの統合のための六ステップ/第10章 人材をデザインする(3)─リソースの拡大のための五ステップ
あとがき
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