大災厄に見舞われ、外来語も自動車もインターネットもなくなり鎖国状態の日本。老人は百歳を過ぎても健康だが子どもは学校に通う体力もない。義郎は身体が弱い曾孫の無名が心配でならない。無名は「献灯使」として日本から旅立つ運命に。大きな反響を呼んだ表題作のほか、震災後文学の頂点とも言える全5編を収録。
全米図書賞(翻訳文学部門)受賞!
大災厄に見舞われ、外来語も自動車もインターネットもなくなり鎖国状態の日本。老人は百歳を過ぎても健康だが子どもは学校に通う体力もない。義郎は身体が弱い曾孫の無名が心配でならない。無名は「献灯使」として日本から旅立つ運命に。
大きな反響を呼んだ表題作のほか、震災後文学の頂点とも言える全5編を収録。
献灯使
韋駄天どこまでも
不死の島
彼岸
動物たちのバベル
解説 ロバート キャンベル
レビュー(105件)
楽天ブック
何時もの対応で感謝してます。これからもよろしくお願いします。
なんと夢落ちかな
ディストピア文学の傑作と書かれまたテレビでも評価が高い作品ということで読んでみた。 死なないたくさんの老人(今の呼び方なら)、少数のすぐ死ぬ若者。老人になってから「なんだこの社会は」 と言っても遅いんだな。憤りをぶちまけるシーンがよかった。なんでこんなことになるのかな。
チンドン屋のような楽隊と未知案内が未来の警察の仕事など、シニカルな言葉遊びだけでも楽しめる。深刻なテーマを扱いながら、読後感は爽やかでもある。