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「古典」-この言葉ほど1934年に出版された『証券分析』の第1版にぴったりと当てはまるものはない。本書はベンジャミン・グレアムをウォール街で不滅の存在にした不朽の傑作である。ここで展開されている割安な株式や債券のすぐれた発掘法にはいまだに類例がなく、現在も多くの投資家たちが実践しているものである。第1版から第5版までのこのシリーズは、60年以上にわたって100万人以上の投資家たちに読み継がれ、今でも投資家たちのバイブルである。本書は、グレアムとドッドのバリュー投資の神髄を余すところなく伝え、1929年のあの歴史的なニューヨーク株式大暴落の5年後に出版された本書のメッセージは今でも新鮮でまったく輝きを失っておらず、現代のわれわれに多くの示唆を与えてくれる。それは時を超えたかけがえのない知恵と価値を持つメッセージである。
レビュー(10件)
今のご時世
1000ページ近くあるのでまだ途中ですが、前回おこった世界恐慌の後に書かれた本の和訳なので、今のご時世に有効活用できるであろう、おすすめの一冊です。
市場と証券の論文
気合を入れて読みましたが、理解出来ていない部分が多々あると思います。。。また日を改めて読書します(^_^;)ありがとう
主人が前からほしかった本で、高額なので買うのをためらっていたようですが、お買い物マラソンを利用して購入しました。
プリンキピア
偉大なるグレアムの代表作だが、内容に現代的な価値があるかと言うとあまりないと思う。例えて言うなら、プリンキピアみたいなモノ。ニュートン力学を勉強し身につけたいなら、もっと分かり易い著作が他にもあるだろう。 但しそうは言っても、プリンキピア。コレクションにしたい欲求から買ってしまうものなんです。 "There are two requirements for success in Wall Street. One, you have to think correctly; and secondly, you have to think independently." Benjamin Graham
グレアムが著した証券分析。実例豊富で、バリュー投資を目指す人にはぜひ読んで頂きたい一冊です。