「これからの正義」よりも「いまここの幸せ」を! 人間にとって本当の幸せとは何かを哲学する対話篇。
もし幸せのカタチが人それぞれ異なるなら、幸せについて一般論を語ることはできない。しかし、人それぞれ異なるのは「快楽」であって「幸せ」ではない。「快楽」は欲望の充足によって生じるが、それを「幸せ」と混同していると欲望を追いかけ回しているうちに人生の道に迷ってしまう。
どうすればその迷い道を抜けられるのか? そもそも本当の「幸せ」とは何だろうか?
本書はこうした難問に真正面から取り組み、一つの答えを指し示す。
迷子 / 青い鳥 / 自分探し / 仮面の自己 / 同調圧力 / 普遍と個性化 / 快楽と幸福 / 禁欲と資本主義 / 経済成長と幸福度 / 見えざる手 / 欲望と消費社会 / 能力主義と競争圧力 / 自我の檻 / 輝きの喪失 / 死と虚無 / 覇権闘争 / 服従とマゾヒズム / 支配とサディズム / 開かれた愛 / 愛と承認 / 恋愛とフェティシズム / 二つの詩 / エクスタシーと光と闇 / 欲望の浄化 / 空性と弁証法 / 死と光 / 冥想 / あとがき
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