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文政三年、浅草観音堂の前にふいに現れた少年寅吉。幼い頃山人(天狗)に連れ去られ、そのもとで生活・修行していたという。この「異界からの帰還者」に江戸の町は沸いた。知識人らの質問に応えて寅吉のもたらす異界情報を記録した本書は、江戸後期社会の多層的な異界関心の集大成である。生れ変り体験の記録『勝五郎再生記聞』を併収。
文政三年、浅草観音堂の前にふいに現れた少年寅吉。幼い頃山人(天狗)に連れ去られ、そのもとで生活・修行していたという。この「異界からの帰還者」に江戸の町は沸いた。知識人らの質問に応えて寅吉のもたらす異界情報を記録した本書は、江戸後期社会の多層的な異界関心の集大成である。生れ変り体験の記録『勝五郎再生記聞』を併収。
レビュー(13件)
おもしろいです。
古文だからわかりにくい、というレビューがあり心配で、抄訳現代語訳まで購入してしまったんですが こちらだけでも充分わかりやすかったとおもいます。江戸時代の古文のせいかな?不思議なおもしろい話です。
面白いです。
帯には軽い感じで「ツイッターで話題沸騰」みたいに書いてますが、現代語訳はないので、古文が読めない人は手を出さないほうが良いですよ。 幼い時に天狗に攫われた寅吉少年に古事記伝で有名な平田篤胤が色々聞いている、今で言うところの実録インタビュー的な感じ。 平田篤胤が真剣に寅吉に聞いてて、本気で信じてるところが当時はまだまだ天狗が本気で信じられてたんだなと、そこに関心します。
まったくと言っていいほど理解しにくい
昔の文章を現代語に訳してくれているわけではなかったので、必死に読んでみても理解できませんでした。 内容がわかったら、さぞ面白いんだろうと思います。 現代語のも出版してほしい。
天狗に誘拐された少年の話。。。興味津々
天狗と過ごした後、実社会に戻った少年へのインタビューだと。。。興味津々 在庫切れ、重版未定でAmaz○n ではプレミアム価格で取引されていた話題の文庫が待望の重版ということで、購入しました。 ソーシャルネットワークで話題となっていましたが、重版決定、即完売となっていたため遅れながら購入してみました。
興味のある人にしか勧めません
内容がやや難しく、このような本に興味のない人には勧めません。