富山大学人文学部は、教員が専門領域を超えた研究交流と学部全体の研究向上を図るため、またその成果を学生教育の充実と地域貢献の促進に役立てるために、「富山循環型人文知研究プロジェクト」を立ち上げた。
本書は、その一環として開催した2024年度公開研究会「『人文知』コレギウム」の成果である。
巻頭言
第1章 言語文化の諸相
近代俳句研究における地方俳誌の可能性 -明治30 年代の日本派を中心にー 田部知季
Transpacific Studies における挑戦 -Herman Melvilleと日本からの漂流者を例としてー 笠根唯
大規模言語モデルと言葉の意味理解 次田瞬
第2章 心理学の諸問題
不登校支援におけるチーム学校の協働性を地域ぐるみで活性化する取り組み -〈立山町見守りシステム〉10 年間の実践報告ー 喜田裕子
うらみとは何か? 鈴木拓朗
「自分が自分である」という感覚はどのように生じるか? 佐藤徳
第3章 文化人類学から獅子舞をみる
獅子舞の生態系 -生きた芸能の記述にむけてー 野澤豊一
祭りへのまなざし再考 -富山の獅子舞をつうじて、祭りの「余白」と「訂正可能性」を考えるー 田邊元
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